レンタルあやちゃん始めました

カフェ店員。手相、タロット、筮竹、恋愛相談、イベント企画、作詞作曲、歌、いろいろしてます♡

白龍神社で、無数の光をみた。

 

レンタルあやちゃんはじめました、あやです😊

 

 

前回のブログたくさん反響いただきありがとうございます😭🙏✨

 

 

 

さて。

2018年9月6日から30日まで100%で生きる!と、決めているのですが具体的にどうするのか?という話です。

 

常に100%でい続けることってたぶん不可能だと思います。

たとえば全力疾走って、ずっとはできないですよね。

でも、1日に1回、何かしらの形で100%の力をだすことはできると思うのです。

そこで、私は今月の目標を立てました。

 

‪【9月目標】‬
‪*情報収集、ヘルプをだす‬
‪*毎日筋トレする‬
‪*ブログを整える‬
‪*ショートショートと歌詞募集‬
‪*レコーディングして1件納品‬
‪*ショートショート応募‬
‪*YouTubeチャンネル登録して歌の動画を1本あげる‬
‪*歌と文章で10万稼ぐ‬

あと、花束のMV公開とiTunes配信もだった!😳😳🌼

 

毎日何かしらの形で、書く、だったり、歌う、だったり、作る、だったりをします。

 

これを機に9月はいろんなことを頑張ろうと思っていて、ずっとサボっていた筋トレも再開して、腹筋がいい感じになったらビフォーアフターおっぱいの写真を載せようかと思っておりますo(`ω´ )o👙

 

 

 

 

引き続き、

9月いっぱいの期間限定で募集してます。

 

★1曲1万円で歌詞書きます

★あなただけのショートショート1作1万円で書きます(1000文字程度)

 

どちらも上前津のカフェでの打ち合わせ1回含みます。交通費やドリンク代は各自ご負担ください。

 

 

他にもアドバイスだったり、

こんな文章の仕事あるよーとか、

知り合いが作詞できるひと探してるよーとか、

もしあれば教えてほしいです。

いいねやシェアやコメントだけでも嬉しいです!

 

 

目標達成して、11月にほっぺたがおちるくらいおいしいランチを食べにいくんだ!

それから髪の毛もカットとカラーしたい!

もう!なんか!いろんなこと我慢したくない。

ずっとここにいたくないって、私の魂が叫んでる。

まだ、こんなんじゃない。

安定なんていらない。

ゾクゾクしてたい。もっと、私は、どきどきしてたい。

はじめての景色に感動して生きていきたい。

 

1年前とは人格や人相も少し変わるくらい自由度は増えたし、会う人たちも180度変わったし、考え方も変わったし、やっと自分を好きになった。笑えるようになった。自分の可能性を知った。

基盤はできた。TOLANDで出会ったみんなのおかげ。

 

これからは本当の意味で自由になるために。

動いていく。自分で道を作っていく。

諦めないで、愛していく。

よくばりに生きる。

 

私のからだの中で魂が、気持ちが暴れておる☺️生理だからかな☺️笑

 

 

 

 

こないだ久しぶりに白龍神社に行ってきました。✨

名駅と伏見の間くらいにある小さな神社なのですが、私はとっても好きな場所です。

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奥の鳥居の両サイドには、「おもかる石」が置いてあります。

これを持ち上げて想像したよりも軽かったら願いが叶うと言われています。

ここで写真を撮ろうとしたら、目がチカチカするほどの無数の光が。

キラキラして綺麗で眩しかったです。夢かと思った。

イタズラなのか応援なのか。笑

どちらにせよ、うれしかった。

 

 

 

龍神社に行かれたらぜひ、おもかる石試してみてくださいね😊💛

 

 

 

 

お問い合わせ、ご依頼はこちらから💁‍♀️

レンタルあやちゃん - レンタルあやちゃん

 

 

100%で生きる。力を貸してくれませんか。

 

こんばんは!

レンタルあやちゃんはじめました、あやです😊

私のHPはこちら⬇️

レンタルあやちゃん - レンタルあやちゃん

 

 

地球がなんだか荒れていますが、

いまの気持ちをまるごとそのまま書きたいと思いました。

 

そして、できれば力を貸してほしいと思います。シェアだけでも嬉しいです!

 

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今までなんとなくやり過ごしていてもなんとかなるし、昔から優等生のふりも得意だった。

 

 

「いつ本気になるの?」

ふと相手に放った言葉がそのまま私の心に跳ね返ってきて、突き刺さりました。

 

私は、この人生でいつ本気になる?

やっと仲間ができて、商品もできた。

それなのに、いつまで足踏みしてる?

結局なにがしたいの?どうしたい?

 

これでも全く頑張っていないつもりはなくて、

 

いまおじいちゃんとおばあちゃんが入院していて、弟も病気になって、父もこないだお盆に腹痛を訴え、母の体調もずっと優れません。

元気なのは家族の中で私と妹くらい。

 

それで、いろいろなどうしようもできない事情もあって、現実に刃向かうことをやめました。

いまの現状を受け止めたら、家の店の手伝いが苦痛ではなくなりました。

むしろ、家族と過ごせる時間はきっとそう長くはないから、もっと大切にしようって、偽善ではなくやっと心から思えたように感じます。

だからTOLANDの仕事をぐんと減らして、この夏は家のことやお店の手伝いを主にしていました。

 

 

たぶんそういうことを理由にして、本当に自分がやりたいこと、から、目を背けていました。

いつか勝手にそのタイミングは来るって、運任せでした。

 

 

私はみんなから見てどう見えているのかな。

カフェ店員?占い師?音楽イベントやる人?

YUKI歌マネの人?ブログやショートショート書く人?歌うひと?TOLANDのひと?

 

そのすべてが私です、どれかひとつに決めなくても良いと私は思います。

でも私が本当の本当に1番やりたいことって、

作詞したり、歌を作って歌ったり、仲間と絵本を作ったり、ショートショートを書いたり、言葉と歌を主な仕事にしたい。

 

だけど現状、カフェでの仕事や家の店の手伝い、レンタルあやちゃんとしての占いや恋愛相談、イベントでの占い出店等が主な収入源で、

ご縁があって現在、京都のカレー屋さんのテーマソングのご依頼を頂いている以外に作詞作曲や言葉の仕事はまだありません。

 

私の言葉や能力を活かせる場所って、どこかに必ずあるんです。

100%で生きたい。

どんなとき、私は100なんだろうと考えてみました。

 

今まで私は大きなイベントだと

2017年12月にものまね紅白歌合戦のパロディ番組

【名曲&最強ものまね連発!】TOLANDものまね紅白歌合戦! | FRESH LIVE(フレッシュライブ) - ライブ配信サービス

↑ここから無料で見れます😊

 

2018年3月に想いを届けるライブ

想いを届けるライブ LIVE編 - YouTube

YouTubeから見れます😊

 

2018年7月にsmile and peaceのMV撮影

 

に関わってきました。

こうやってみると全部音楽が絡んでいて、毎回歌っていたんだなあと今更気付きました。😳

最初は大好きなYUKIの既存の曲を歌い、次にしょんたと2人で作ったバラード曲、そして最近はプロジェクトのテーマソングを作らせてもらった。

そのすべてが私にとって大切だったし、必要な経験だったし、仲間と繋がるきっかけだったりしました。

ただ想いを届けるライブもsmileandpeaceのイベントも頼まれて引き受けたもので、もちろん全力で向き合ってきましたが

私の純度100%の気持ちでやりたい!という想いだけで動いたのって、ものまね紅白歌合戦でした。あれはもう本当に最初で最後の最高の自己満足オナニー。

あの熱量で生きるにはどうしたらいいのか。

 

やっぱり私の中で、歌を歌っているときってどうしたっていつだって100%なのです。

あとは、作詞とかブログとかショートショートとか、言葉を組み立てたり選んだり、というか湧いてくるという表現が近いかもしれないけれど、何かを書いているときって自然と100%です。降りてくる感覚。

書きたい。書く仕事をしたい。

絵本も作りたい。

 

 

だけどこれをどこに向ければいいのか、だれに伝えればいいのか、わからないんです。

なのであなたの力を貸してほしいのです。

 

 

いま考えているのはまずは知ってもらうために、

9月いっぱいの期間限定で!

 

★1曲1万円で歌詞書きます

★あなただけのショートショート1作1万円で書きます(1000文字程度)

の、ふたつのプランです。

どちらも上前津のカフェでの打ち合わせ1回含みます。交通費やドリンク代は各自ご負担ください。

 

 

 

何か他にアドバイスだったり、

こんな文章の仕事あるよーとか、

知り合いが作詞できるひと探してるよーとか、

もしあれば教えてほしいです。

もちろんリツイートやコメントだけでも励みになります。

 

 

私のここ半年の作品を載せておきます😊

もしビビビっときたら、ご連絡お待ちしてます。

 

 

①人生初のショートショート(1000文字以内の超短編小説です)で、

これはブロガーさんが募集していた「足の臭いシンデレラ」というテーマに沿って書きました!

シンデレラの足がもしもとてつもなく臭かったとしたら、彼女は果たしてしあわせになれなかったのだろうか?

私は、捻りがなくても、この物語をどうしてもハッピーエンドにしたかった。

報われる世界であってほしい。

どんな自分も愛してほしい。

そんな想いで書きました。

足の臭いシンデレラ(初めてのショートショート) - レンタルあやちゃん始めました

 

ショートショート2作品めで、

「ラブレター代筆人の○○」というお題で私は「ラブレター代筆人の初恋」というテーマで書きました。これはかなり好評でした😳

初恋を、覚えていますか?

子どもの頃はさ、後先考えず感覚で人を好きになって。簡単に恋に落ちた。

私はまだあのときの気持ちをときどき思い出す。

好きだよ、なんて、言えなかった。

会いたい、なんて、言えなかった。

はじめてのキスは、甘ったるいチョコレートの味がした。

ラブレター代筆人の初恋(ショートショートその②) - レンタルあやちゃん始めました

 

③アーティストkaijyuさんのノンフィクションドラマチックという曲からインスピレーションを受けて、

男女の会話だけで物語を書きました。自信作です。

かぐや姫はある日、人間の男に恋をした。

陽が昇る前に月に帰らなくてはいけないけれど、どうしてもどうしても彼に会いたかった。もう二度と会えないとわかっていても、彼の体温を感じたかった

永遠なんていらない。

この刹那が愛おしい。

いつかのピロートーク(ショートショートその③) - レンタルあやちゃん始めました

 

④何千、何万人から愛されているのに、彼はいつも寂しそうだった。たったひとつを探してた。

でも、そこが彼の最大の魅力だった。

たぶん、闇が深いからこそ輝くんだと思う。眩しすぎるほどに。

そして彼は私のおっぱいが大好きだった。

 

きっといつまでも彼は、私のスーパースター

 

私のスーパースター(ショートショートその④) - レンタルあやちゃん始めました

 

 

えんとつ町のプペルをテーマにしたバラード曲「星を探しに」の作詞をしました

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⑥2018年のグレートラックフェスの替え歌の歌詞まとめ(原曲はオーシャンゼリゼ

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こちらから聴けます♡

オーシャンゼリゼ 2018グレフェス(練習用) - YouTube

 

 

⑦smile and peaceプロジェクトのテーマソング「花束」

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こちらは9月中にMV公開と、iTunes配信予定です🌻

ご協力ありがとうございました。

 

 

ショートショート最新作の

『猫と、わたしと、たこ焼きと。』

だけなぜかリンクが貼れないので載せておきます。🐱

人間の女の子と猫の短いストーリーなので読んでみてください⇩

 

 

 

世の中にはたまに、信じられないことが起きる。

 

 

あれは私が高校2年生の2学期だった。

私の通う高校のすぐ近くに、元気で体の大きなおばちゃんが1人で営む小さなたこ焼き屋さんがあった。ここは学校から近いのになかなかみんな知らなくて、穴場なのだ。狭い店内にはテーブルがふたつ。

普通のたこ焼きも絶品だがそこで私が1番好きだったのは、もちべーっていうもちとチーズとベーコンの入ったたこ焼きで、外はカリカリ中はふわっふわで超絶美味しい。

学校で嫌なことがあると、私はよく1人でもちべーを食べた。

そしてここにはアメリカンショートヘアの美形の看板猫がいて、私は勝手にタケシと呼んで可愛がっていた。

「あら優ちゃん!また嫌なことあったの?」

「おばちゃんのたこ焼き食べると元気でるから!ね、タケシ?」

「タケシって呼ぶの優ちゃんだけなのに、この子ちゃんと反応するのよねえ。

ねえ、そういえばどうしてタケシなの?」

「んーなんとなくタケシっぽいから!おばちゃん、今日は明太マヨにする!」

 

 

いま思えば本当に意味がわからないのだけれど、学生の頃ってえ?そんなことで?ってことでいじめの標的にされたりする。

私の場合、【体育のバスケの練習試合で、パスを回さなかった】という理由でクラスメイトのほとんどから無視をされてもうすぐ1ヶ月が経つ。

私はそれを家族にも先生にも相談できずにいた。孤独って、たぶんずっと続くと人をだめにする。

そろそろしんどいなーと思いながらもちべーを食べていると、涙が出てきた。私は食べ終わると泣きながら趣味の絵を描いた。誰にも言ったことはないのだけれど、将来は絵を描く仕事がしたいなあと思っている。私は泣きながらタケシを描いた。

タケシは私の顔を不思議そうに見つめて、それから静かに寄り添ってきた。

猫って気まぐれだけど、鋭いし優しいなあと思う。

「なぐさめてくれるの?タケシは優しいね」と言って頭を撫でるとタケシは気持ち良さそうに目を閉じた。

 

 

次の日、私のクラスに転校生がやってきた。

小柄な男の子で、顔は中性的で美しかった。名前をタケシというものだから、私はつい笑ってしまった。

人間のタケシは偶然か必然か私の隣の席に座った。

まだ教科書がないから、机をくっつけて授業を受けた。

教科書の落書きを見て、タケシは言った。

「この猫は?」

「ああ、行きつけのたこ焼き屋さんの猫なの。可愛いでしょう?お利口さんで優しい子でね、この子もタケシって言うんだよ」

「優ちゃんは絵が好きなんだね、才能あるよ」

「え?あ、ありがとう、、」

 

それから私とタケシはよく話をした。

クラスの人たちからは無視されたままだったけど、タケシが絵を褒めてくれるから、私は授業中も休み時間もいろんな絵を描いた。

もうすぐ文化祭で憂鬱だったけれど、タケシに勧められて文化祭のポスターの絵のコンクールに応募してみることにしたのだ。

そして全校生徒の応募の中から私の作品が選ばれて、私の絵がポスターになった。

するとみんな嘘みたいに、ちやほやしてきた。

「これ優ちゃんが描いたの?すごい!」

「絵の描き方教えてほしい!」

「ねえ似顔絵とかは描けないの?」

私は一気に人気者になった。

人間って信じらんねえなって思うけど、過ごしやすくはなった。

あれ?そういえばタケシを最近見てない。

 

私はクラスの子に聞いた。

「ねえ、タケシってさ風邪でもひいたのかな?」

「タケシって?」

「え?こないだ転校してきた」

「え?誰も転校なんてしてきてないよ、優ちゃん急にどうしたの?」

「あれ?あ、夢かも、、さっき授業中寝ちゃって」

「えー!優ちゃんうけるー」

 

 

全然うけない。

そんなわけない。そんなわけない。

私は確かにタケシと過ごした。

どういうこと?タケシどこ行ったの?

私は上履きのまま飛び出した。

 

 

「おばちゃん!」

「優ちゃんが1週間以上顔出さないことなんて今までないから心配してたのよ、どうしたのそんな急いで?」

「おばちゃん!タケシは?」

「それがね、あなたこないだたこ焼き食べながら泣いてたときがあったでしょう?

あの日の夜から帰って来ないのよ。もしかしたら、死期が近づいてたのを知ってたのかもしれないね。でも優ちゃんは特別可愛がってくれてたから、あの子幸せだったと思うよ」

 

 

私がわんわん泣いていたらおばちゃんがもちべーを焼いて出してくれた。

私はタケシがくれた優しさと踏み出す勇気とこのときのたこ焼きの味を一生忘れないと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

読んでくれてありがとう。

 

 

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エンドオブストーリー(ショートショートその⑦)

 

「次の小説さ、家族とか自殺とかそういう今までとはちょっと違う重いテーマはどうかな?

絶対に才能あると思うんだよね!」

ベッドの中で私を見つめながら興奮気味に彼は続ける。

私が最近趣味で書いている小説についての提案だった。

 

「昨日ささっと書いて送ってくれた小説を読んで確信したんだ、俺はお世辞は言わないからさ」

 

家族、自殺。私はあまりにピンポイントすぎる彼の発言に、少し固まってしまった。

そして、ずっと言えずに1人で抱えていた出来事を打ち明けることにした。

 

父に多額の借金があること。それが原因で兄が自殺未遂をしたこと。家族が死にものぐるいで働いていること。私が家族を助けたいと思っていること。

 

いつも陽気な彼もさすがに驚いて、漫画みたいな想像通りのリアクションをしたあと

「君がこんなに苦しんでるのに、髪を撫でるくらいしかできなくてごめん」

私の涙を指でそっと掬って、本当に申し訳なさそうな声でそう言った。

 

私にとって彼の家は、ある種の現実逃避だ。

彼の家で私は基本、なんにもしない。なんにも考えない。

彼の作る美味しいごはんを食べて、面白い彼の話を聞いて笑って、優しい彼に全力で甘える。

だからここでそんな重い話はしたくなかった。

でもそれって現実と向き合わずにただ逃げてただけなのかもしれない。

もしかしたら彼ともちゃんと向き合えてなかったのかもしれない。

 

彼は正直最初、恋愛対象じゃなかったし、性の対象でもなかった。

浮き沈みのない明るい性格が人として好きで、とにかく空気みたいに居心地が良かった。

だからよく一緒の時間を過ごした。

初めて彼の家に泊まったときも、別に何もないだろうって思ってたけど、一緒に寝ていたらおっぱいを触ってきて本当にびっくりした。

男の人なんだって意識した瞬間だった。

今でも笑ってしまうんだけど、触られてびっくりして、何するの!って少し怒ったあとに彼の腕にぴったりくっついて寝ていたら

「あのさ、、いま、どういう感情でそうしてる?」と恐る恐る聞かれて吹いてしまった。

自分の矛盾した行動と、彼の真面目さに。

たしかに、、って思ったけど、今までそんな野暮なこと聞いてくる男の人ほとんどいなかったから、新鮮だった。

そのとき初めて、ちゃんと彼と自分の気持ちに向き合ってみようって思って、

いつのまにか、気づいたら、もう、大好き、だった。

 

 

「私まだ、その話は書けない、、」

 

「あのさ、逆にそれをフィクションのストーリーとして書き上げて、こうなってほしいって願望を結末にするのはどうだろう?」

 

「それならできるかなあ」

 

「できるよ」

 

「うん、やってみようかな、ありがとう」

 

彼は私を抱き寄せて、なんとか励まそうとひたすら喋り続ける。

「本当にいろんなもの抱えて頑張ってる、頑張ってるよ」

「大丈夫だよ、強くイメージしたことは現実になるから」

「話してくれてありがとうね」

私は彼の胸で思いっきり泣いた。本当は苦しい助けてって誰かに言いたくて、でも言えなくて、ずっとこんなふうに声を上げて子どもみたいに泣きたかった。彼の服はびちゃびちゃになって、彼が大袈裟に冷たーい!ってふざけるから2人で笑った。

もう外が明るかった。私の心も、いつもより晴れてた。

 

 

私はそれから彼の助言通り実体験の、ありのままと少しの願望を小説にして書いた。

そしてそれをありとあらゆる出版社に送りつけたところ、1ヶ月後に本の出版が決まり、3ヶ月後に映画化が決まった。

 

 

 

それを報告しに行くと彼は本当に嬉しそうに、自分のことのように喜んでくれた。

その日の夜はいつもよりちょっとだけ贅沢をして、高級な回らないお寿司を食べて、帰りにコンビニでハーゲンダッツを買ってお祝いして、いつもみたいに手を繋いで眠った。

 

私は有名になんてならなくても、使いきれないほどのお金が手元に残らなくてもいいから、

家族や彼や私の大切な人たちがこの宇宙のどこかでずっと、心も体も豊かで、幸せでありますようにと願った。

 

そしてできれば、楽しくてつい夜更かししてしまう甘ったるくて意味のない愛しい夜が、当たり前みたいにこの先も続けばいいなと思った。

 

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猫と、わたしと、たこ焼きと。(ショートショートその⑥)

 

世の中にはたまに、信じられないことが起きる。

 

 

あれは私が高校2年生の2学期だった。

私の通う高校のすぐ近くに、元気で体の大きなおばちゃんが1人で営む小さなたこ焼き屋さんがあった。ここは学校から近いのになかなかみんな知らなくて、穴場なのだ。狭い店内にはテーブルがふたつ。

普通のたこ焼きも絶品だがそこで私が1番好きだったのは、もちべーっていうもちとチーズとベーコンの入ったたこ焼きで、外はカリカリ中はふわっふわで超絶美味しい。

学校で嫌なことがあると、私はよく1人でもちべーを食べた。

そしてここにはアメリカンショートヘアの美形の看板猫がいて、私は勝手にタケシと呼んで可愛がっていた。

「あら優ちゃん!また嫌なことあったの?」

「おばちゃんのたこ焼き食べると元気でるから!ね、タケシ?」

「タケシって呼ぶの優ちゃんだけなのに、この子ちゃんと反応するのよねえ。

ねえ、そういえばどうしてタケシなの?」

「んーなんとなくタケシっぽいから!おばちゃん、今日は明太マヨにする!」

 

 

いま思えば本当に意味がわからないのだけれど、学生の頃ってえ?そんなことで?ってことでいじめの標的にされたりする。

私の場合、【体育のバスケの練習試合で、パスを回さなかった】という理由でクラスメイトのほとんどから無視をされてもうすぐ1ヶ月が経つ。

私はそれを家族にも先生にも相談できずにいた。孤独って、たぶんずっと続くと人をだめにする。

そろそろしんどいなーと思いながらもちべーを食べていると、涙が出てきた。私は食べ終わると泣きながら趣味の絵を描いた。誰にも言ったことはないのだけれど、将来は絵を描く仕事がしたいなあと思っている。私は泣きながらタケシを描いた。

タケシは私の顔を不思議そうに見つめて、それから静かに寄り添ってきた。

猫って気まぐれだけど、鋭いし優しいなあと思う。

「なぐさめてくれるの?タケシは優しいね」と言って頭を撫でるとタケシは気持ち良さそうに目を閉じた。

 

 

次の日、私のクラスに転校生がやってきた。

小柄な男の子で、顔は中性的で美しかった。名前をタケシというものだから、私はつい笑ってしまった。

人間のタケシは偶然か必然か私の隣の席に座った。

まだ教科書がないから、机をくっつけて授業を受けた。

教科書の落書きを見て、タケシは言った。

「この猫は?」

「ああ、行きつけのたこ焼き屋さんの猫なの。可愛いでしょう?お利口さんで優しい子でね、この子もタケシって言うんだよ」

「優ちゃんは絵が好きなんだね、才能あるよ」

「え?あ、ありがとう、、」

 

それから私とタケシはよく話をした。

クラスの人たちからは無視されたままだったけど、タケシが絵を褒めてくれるから、私は授業中も休み時間もいろんな絵を描いた。

もうすぐ文化祭で憂鬱だったけれど、タケシに勧められて文化祭のポスターの絵のコンクールに応募してみることにしたのだ。

そして全校生徒の応募の中から私の作品が選ばれて、私の絵がポスターになった。

するとみんな嘘みたいに、ちやほやしてきた。

「これ優ちゃんが描いたの?すごい!」

「絵の描き方教えてほしい!」

「ねえ似顔絵とかは描けないの?」

私は一気に人気者になった。

人間って信じらんねえなって思うけど、過ごしやすくはなった。

あれ?そういえばタケシを最近見てない。

 

私はクラスの子に聞いた。

「ねえ、タケシってさ風邪でもひいたのかな?」

「タケシって?」

「え?こないだ転校してきた」

「え?誰も転校なんてしてきてないよ、優ちゃん急にどうしたの?」

「あれ?あ、夢かも、、さっき授業中寝ちゃって」

「えー!優ちゃんうけるー」

 

 

全然うけない。

そんなわけない。そんなわけない。

私は確かにタケシと過ごした。

どういうこと?タケシどこ行ったの?

私は上履きのまま飛び出した。

 

 

「おばちゃん!」

「優ちゃんが1週間以上顔出さないことなんて今までないから心配してたのよ、どうしたのそんな急いで?」

「おばちゃん!タケシは?」

「それがね、あなたこないだたこ焼き食べながら泣いてたときがあったでしょう?

あの日の夜から帰って来ないのよ。もしかしたら、死期が近づいてたのを知ってたのかもしれないね。でも優ちゃんは特別可愛がってくれてたから、あの子幸せだったと思うよ」

 

 

私がわんわん泣いていたらおばちゃんがもちべーを焼いて出してくれた。

私はタケシがくれた優しさと踏み出す勇気とこのときのたこ焼きの味を一生忘れないと思う。

 

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ツレが盲腸になりまして。(ショートショートその⑤)

 

最近、ツレの様子がおかしい。

 

ツレは真面目な性格で、どちらかというと慎重で冷静なタイプだ。あまりはしゃいだりもしない。クールだ。

そして筋トレが大好き、筋肉の塊のような人。仕事は現在、自宅で夢だったパーソナルトレーナーをしている。

 

7月に籍を入れたばかりの私たちは、お互いのことを【ツレ】と【ヨメ】と呼び合う。

 

ツレと知り合ってまだ実は1年も経っていない。

ツレの猛烈なアタックにより今年の1月から付き合うようになり、最初は興味もなかったが、今ではツレの存在は私にとってなくてはならないものになっている。

心の支え。

 

一緒に暮らし始めて約1ヶ月、事件が起きた。

夜いつものようにイチャイチャして眠りについて、朝起きたらツレが腹痛を訴えてのたうちまわっているのだ。

なんで?!なんで?!セックスのしすぎかな?!そんなわけないか、と静かに突っ込みを入れて、救急車を呼んだ。

盲腸だった。

緊急手術を受け、自宅に戻ってきたツレ。

 

ツレが無事に戻ってきてくれて、嬉しい。とても嬉しい。

だけど彼は、盲腸と共に何か大切なものを失くしてしまったようだ。

性格がもう、前と180度違うのだ。

突然踊りだすし、オネエ言葉で話すし、とにかく明るくなって別人なのだ。

 

良く言えば明るい、悪く言えば軽い。

最近の口癖は、

「ヨメ、養って〜〜」だ。

 

幼稚園児のように足をバタバタさせて転がるツレを見て私は時々不安になる、彼はこのままで大丈夫なのだろうか。真剣に考えてみた。

 

盲腸には、体の中の悪いものが溜まるらしい。

ツレは少し、考えすぎてしまう節があった。

きっとツレの不安や迷いや心のもやもやした黒いものがぜんぶ盲腸に溜まって、限界になって、痛くなったんだ。

 

そう思うと、これがもしかしたら本来のツレの姿なのかもしれない。

本当はずっとこんなふうに陽気に生きたかったのかもしれない。ずっと自分を押し殺していたのかもしれない。そう考えたら、涙が止まらなくなった。

ツレ、今までよく頑張ったね、これから2人でどんなことがあっても乗り越えていこうね、、、!

私はどんなツレも愛して、受け止めよう。

 

そう決意したときツレがスッポンポンで風呂から出てきて、私の泣き顔を見て言った。

 

「どうしたの?おなかすいたの?アイス食べる?」

 

「は?」

 

「冗談じゃ〜ん、ごめんて〜いっしょにアイス食べよ〜」

 

やはり彼は、大切なものを盲腸と共に置いてきてしまったようだ。

 

それでもツレが元気にそばで生きていてくれることが、私は嬉しい。

だけどもしかしたら私も近いうち盲腸を取ることになるかもしれないと、美味しそうにアイスを食べるツレを見ながらそっと思った。

 

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私のスーパースター(ショートショートその④)

 

 

その人は、アーティストだった。

駆け出しとかではなくて、まあまあ有名な。

ファンもたくさんいて、若い女の子たちにキャーキャー言われているような。

 

でもいつのまにかほとんどテレビを見なくなった私はその人を知らなかった。

彼が私に名駅のスタバで声をかけてきたのは、忘れられない初恋の人の面影があったから。

要するに、顔が好みだったらしい。

彼は執拗に過去に囚われていた。

私は彼をそこから救いたかった。

いま考えれば、他人を救いたいだなんてとてつもなくおこがましい話だ。

 

 

長身で整った顔立ちだが見た目も特別タイプではないし、最初はそれほど興味がなかった。

それどころか自信満々なところも、自我が強すぎるところも、ファンをただの金づるみたいに思ってるところも苦手だった。

それまでナンパに付いて行ったことなんてただの一度だってなかったのに、いま思えば不思議なのだけれど、たぶん当時の私はありふれた平凡な日常に刺激がほしかったんだと思う。

やっぱりオーラみたいなものはあって、

この人はもしかしたらここから連れ出してくれるかもしれないと期待した。

その期待を彼は決して裏切らなかった。

出会ったその日の夜にライブに強引に招待されて、無料だし暇だしまあいいかくらいの気持ちだったのに、

関係者しかいないVIP席に案内され彼のステージを観た瞬間、私は彼の大ファンになってしまった。

彼は、まるで息をするように歌って、踊った。それはもう本当に楽しそうに嬉しそうに。私は胸が高鳴って、目が離せない。一瞬も逃したくない。

そして彼は会場につめかけた観客を1人残らず魅了した。

そのスター性はもう才能としか言いようがなかった。

私は歌うことが好きだった。バンドを組んでメジャーを目指したこともあった。

今までいろんなアーティストのライブを観てきたけれど、自分が音楽と離れてからはライブにもめっきり行かなくなったし、

こんなにも楽しいそれを未だ嘗て観たことがなかった。

彼は日本で唯一無二の天性のセンスと歌唱力の持ち主だった。

私なんでこの人のこと知らなかったんだろう。

私は簡単に、彼の歌声に恋をした。彼の思う壺だった。

でもこんな才能を見せつけられて、恋に落ちない女なんて果たしてこの世にいるのだろうか。

 

 

彼は東京に住んでいて、名古屋で仕事があるときは毎回、愛車のフェラーリで迎えに来ていろんなところに連れて行ってくれた。

彼は見栄っ張りでかっこつけだった。

私は柄にもなく、彼と会うときは背伸びしてシャネルのバッグを持って慣れないヒールを履いた。

彼に少しでも近づきたかった。

信号待ちの車の中では必ずキスをしてきた。私はそれが少し鬱陶しくて、だけどキスをねだる彼が可愛くて、彼のクルマの助手席がとても好きだった。

 

彼は私の歌をよく褒めてくれた。

それで、いつかまたタイミングが来たら自分の歌を歌え、俺が聴きたいからって何度も言ってくれた。

 

それから彼は、いろんな場所で私を抱いた。

車の中、彼の家のベランダ、別荘のプール、忍び込んだ校舎の体育倉庫、夜景の綺麗なホテル。

そのいつだって、彼は私を好きだと言ったけれど、彼は自分のことしか好きではなかった。そして彼はいつも愛に飢え、愛を求めてた。

私が彼を想う気持ちは、尊敬と同情に似たそれだった。

何千、何万人から愛されているのに、彼はいつも寂しそうだった。たったひとつを探してた。

でも、そこが彼の最大の魅力だった。

たぶん、闇が深いからこそ、輝くんだと思う。眩しすぎるほどに。

それから彼はおっぱいが大好きだった。

いつも私のおっぱいに顔を埋めてしあわせそうに眠った。

どんなスーパースターも偉人も普段はただの男の子で、セックスとおっぱいが好きなんだなあと彼の寝顔を見ながらぼんやり思った。

 

 

そんなある日、私の存在が一部のファンにバレそうになったときがあった。

「お前のせいで俺の人気が下がるとこだった」

彼は掌を返した。

ほらね、結局みんな自分が1番可愛い。

かくいう私ももちろんそうだ。

「そう、じゃあもう私はあなたの世界から消えるね」

それがその時の私のせいいっぱい。これ以上傷付きたくなかった。

私は泣かなかったし、腹いせにフライデーに彼の情報を売るなんてばかなこともしなかった。(白状すると一瞬だけ迷ったが。)

 

 

それから私と彼が会うことはなかった。ライブにも行かなかったし、連絡を取り合うこともなかった。

もう2年も前のこと。

悔しいけれど彼の作品は好きだ。彼の才能が死ぬほど好きだ。

新曲を聴くたびにそう思うのだが、彼のすごいところは毎回最高値を軽く超えてくるところ。

想像以上の曲をポンポン生み出してくる。

彼はいつも自信家で自己顕示欲の塊だ、だけどいつも必ず有言実行する人だった。

 

私は彼と離れてから、もう一度歌うことを決めた。

私は彼と出会ってやっと自分の人生に向き合って、本気で生きることにしたのだ。

2年近くかかってしまったが最近、大手レコード会社との契約が決まった。

人間、本気になればなんだってできるんだな。

あの日スタバで人生つまんないって嘆いてた頃からは想像もつかない場所にいる。

いつか彼を追い越してやるって思ってる。

だけどそんな投げやりに生きてた女に声かけてくれて見つけてくれてありがとうとも思ってる。

 

 

そういえばそんなこともあったなあと真夜中のベッドの中で少しノスタルジックな気分になっていると突然電話が鳴った。

その人のことを考えていると、その人にばったり会ったり連絡がくるこの現象に、名前がもしあるのなら教えてほしい。

私の携帯に彼の名前が表示されるのは、実に2年以上ぶりだ。

私はそっと深呼吸して平静を装う。懐かしい声にとろけそうになる。

 

「久しぶりだな、元気?」

「元気だよ、そっちは?」

「ちょっと会わない間に太ったんじゃないか?ラインのアイコン、まんまるじゃん」

「うざ、関係ないでしょほっといてよ」

「いま名古屋だよ、会おうよ」

「いま何時だと思ってるの?無理だよ」

「なんで?タクシー代払うし来てよ、うまい寿司とか肉とか食べよう」

「私は呼ばれたら飛んで行くデリヘルじゃないし、こんな時間に食べたらもっと顔丸くなる」

「嘘だよかわいいって、照れ隠しだってわかるでしょ?それに俺はデリヘルなんて絶対いやだ、きたない」

「いやどう考えてもあんたの歪んだ性格とゴムもつけずに遊びまくってるそのチンコのほうがきたないよ」

「なにそれひっでーなあ。笑  ねえ。新曲聴いた?」

「ちょうど今日聴いてた!相変わらずほんと天才だね、超よかったよ」

「だろ?もっと褒めてよ」

「すごいすごい。キムタクの映画のタイアップなんて、本当にすごいよ、がんばってるね」

「抱きしめてそれ言ってよ」

「うん、そうしたいけど、今日は行かない」

「なんで」

「なんでも」

「そう、じゃあ、次は3年後な」

「わかった、また3年後」

 

彼は不服そうに電話を切った、

私は3年後を楽しみに、眠りについた。

 

 

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眠れない夜に

 

眠れない夜に、

眠る君を見ていた。

 

眠れない夜は、

君の歌を聴いてた。

 

止まない雨はないってだれかが言っていたけれど、

その夜は永遠に終わらないんじゃないかってくらい長くて、こわくて

 

隣に君が居ても、

世界にひとりぼっちみたいな気分になる。

 

私は優しくないなあ、と思った。

 

ひとつになんてなれないから、

せめて触れていたいのだけれど、

手を繋ぐと君、と私が明確になって、涙が出そうになる。

私たちは違う個体で、私たちは違う思考で、私たちは違う気持ちで。

私たちは同じ時間を過ごした。

 

どうして泣いているんだろう、と考えたときに、

たぶん、私はもっと、近くに居たかったんだと思った。

どんなに強く抱きしめられても遠いこの距離を、

私はきっと越えたかったんだ。

 

 

 

 

眠れない夜に、君の顔を見ていた。

眠れない夜に、風の音を聞いてた。

眠れない夜に、私はこっそり泣いた。

 

ごめん、もう、あえない。

 

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